M14ブースタードラフト 環境解説の巻 その④
2013年7月18日 MTG■結局、最強のアーキって??■
今日はシナジーのお話
ところで今回の大会結果は
1位 青緑フラッシュ
2位 白緑スリヴァー
3位 白黒ライフゲイン
4位 黒赤ハスク
5位 青黒カードアド
6位 青白飛行
7位 赤緑ビースト
でした。
上位1位~5位のデッキの特徴を見てみると
・青緑フラッシュ
○《石臼》の存在により《轟くベイロス》すらも防御に回せる
○相手のターンにマナを残し《取り消し》《ルートワラ》《石臼》《ネファリアの海鳶》と複数の選択肢の用意
・白緑スリヴァー
○《捕食スリヴァー》を初手に複数握るだけの簡単なゲーム
・白黒ライフゲイン
○《天使の協定》+絆魂とかによるライフゲイン
○単体で何もしない《血なまぐさい結合》《天使の協定》を状況に応じてサーチする《魔性の教示者》
・黒赤ハスク
○《反逆の行動》+サクり台
○《ドラゴンの卵》《燃え投げの小悪魔》《ただれたイモリ》+やっぱりサクり台
・青黒カードアド
○《巻物泥棒》《リリアナの肉裂き》+《霜のブレス》
○サボタージュ能力+ブロッカー回避 《西風の突撃》《訓練されたコンドル》《時の引き潮》等。
ところがビリの赤緑ビーストとビリ2の青白飛行は
・青白飛行
○シナジーが薄い。《不滅》+《セラの天使》くらい。レアリティも高いし・・・・
○地上を止めて飛行で殴るという方向性はしっかりしている。
・赤緑ビースト
○《獣の代言者》による《轟くベイロス》《無法の槌角》の強化。
○回避は皆無。除去も《弱者狩り》が中心。
これらをまとめると
☆勝てるデッキ☆
①強烈なギミック・シナジーが内蔵されており、更にそれらがそれぞれ単一のカードの2枚セットのみに依存しない(代用が効くカードの存在)
②勝ち手段が明確、かつ相手の妨害をケアできる
③圧倒的に速い
③は実質的に《捕食スリヴァー》専用なので、①か②を意識してピックしないと勝てない環境だということで。
Taku氏のブログにもありましたが近年のリミテッド環境は緻密に整備されている為、ただ強カードも減りドラフト点数表も段々と意味を成さなくなって来ています。
「1パック目で《霜の壁》2枚取れたから地上はバッチリそうだし、後半はフライヤーを多めに集めよう」
なんてボンヤリしたピック方針では3-0できない環境だったりするかも知れませんね。
現に青白飛行は勝率4割の6位でした。
「地上を固めて、フライヤーを展開が理想だな」発想の後に、「フライヤーが止まったらどう打開するか」までのプランも込みでピック中に要求されるという事です。
■このブログでの結論■
M14はコンボ環境。
強いカードの組み合わせを考えよう!
終わりっ。
あとついでに
■勝てないデッキ■
①ターンをまたがないと相手に脅威を与えられない
②デッキ内の生物のサイズが均一化されている
③除去が無さ過ぎる
①は赤緑ビーストの試合で特に目立った展開。
《獣の代言者》で《無法の槌角》をじっくり育てていつの日か突破・・・・という気の長そうなプランとか。
安全圏まで育つ前に接死とか除去とかそりゃあるでしょうに。しかも育てても回避ないままだし。
相手の《轟くベイロス》を自分の《轟くベイロス》と《弱者狩り》で格闘させて除去したけど、《魂癒し人》が立ってたからこのターンは攻撃しないでおく、なんてのも典型。
せっかくブロッカーをどけたんだから、そこで殴れよと。
あと《獣の代言者》は弱い疑惑がある。
《キヅタ小径の住人》は戦闘前に+1/+1乗せてくれたのに・・・・なんでエンド時なんだよ・・・・。
②は青白飛行で特に顕著に発生した場面。
セラ天引くと勝つのに引かないとさっぱり勝てなかったり。
《海岸ドレイク》と《グリフィンの歩哨》だけ固め引きすると《ルートワラ》すら受けられないのに、相手より早く勝ちきれるわけでもなく。
それに引き換え青黒は《訓練されたコンドル》+《巻物泥棒》で手札を引き増し《ミノタウロスの嫌悪者》で地上のベイロスを封殺し守りきった事も。
重くてもっさりしたバニラでも、欲しい時に出せるよう多少は入れておきたいものです。
③はレアゲーに突入されるので。
《精鋭秘儀術師》とかどうしろというのか?
《分散》でも投了レベル。
酔ってるうちになんとかしないとね。
今日はシナジーのお話
ところで今回の大会結果は
1位 青緑フラッシュ
2位 白緑スリヴァー
3位 白黒ライフゲイン
4位 黒赤ハスク
5位 青黒カードアド
6位 青白飛行
7位 赤緑ビースト
でした。
上位1位~5位のデッキの特徴を見てみると
・青緑フラッシュ
○《石臼》の存在により《轟くベイロス》すらも防御に回せる
○相手のターンにマナを残し《取り消し》《ルートワラ》《石臼》《ネファリアの海鳶》と複数の選択肢の用意
・白緑スリヴァー
○《捕食スリヴァー》を初手に複数握るだけの簡単なゲーム
・白黒ライフゲイン
○《天使の協定》+絆魂とかによるライフゲイン
○単体で何もしない《血なまぐさい結合》《天使の協定》を状況に応じてサーチする《魔性の教示者》
・黒赤ハスク
○《反逆の行動》+サクり台
○《ドラゴンの卵》《燃え投げの小悪魔》《ただれたイモリ》+やっぱりサクり台
・青黒カードアド
○《巻物泥棒》《リリアナの肉裂き》+《霜のブレス》
○サボタージュ能力+ブロッカー回避 《西風の突撃》《訓練されたコンドル》《時の引き潮》等。
ところがビリの赤緑ビーストとビリ2の青白飛行は
・青白飛行
○シナジーが薄い。《不滅》+《セラの天使》くらい。レアリティも高いし・・・・
○地上を止めて飛行で殴るという方向性はしっかりしている。
・赤緑ビースト
○《獣の代言者》による《轟くベイロス》《無法の槌角》の強化。
○回避は皆無。除去も《弱者狩り》が中心。
これらをまとめると
☆勝てるデッキ☆
①強烈なギミック・シナジーが内蔵されており、更にそれらがそれぞれ単一のカードの2枚セットのみに依存しない(代用が効くカードの存在)
②勝ち手段が明確、かつ相手の妨害をケアできる
③圧倒的に速い
③は実質的に《捕食スリヴァー》専用なので、①か②を意識してピックしないと勝てない環境だということで。
Taku氏のブログにもありましたが近年のリミテッド環境は緻密に整備されている為、ただ強カードも減りドラフト点数表も段々と意味を成さなくなって来ています。
「1パック目で《霜の壁》2枚取れたから地上はバッチリそうだし、後半はフライヤーを多めに集めよう」
なんてボンヤリしたピック方針では3-0できない環境だったりするかも知れませんね。
現に青白飛行は勝率4割の6位でした。
「地上を固めて、フライヤーを展開が理想だな」発想の後に、「フライヤーが止まったらどう打開するか」までのプランも込みでピック中に要求されるという事です。
■このブログでの結論■
M14はコンボ環境。
強いカードの組み合わせを考えよう!
終わりっ。
あとついでに
■勝てないデッキ■
①ターンをまたがないと相手に脅威を与えられない
②デッキ内の生物のサイズが均一化されている
③除去が無さ過ぎる
①は赤緑ビーストの試合で特に目立った展開。
《獣の代言者》で《無法の槌角》をじっくり育てていつの日か突破・・・・という気の長そうなプランとか。
安全圏まで育つ前に接死とか除去とかそりゃあるでしょうに。しかも育てても回避ないままだし。
相手の《轟くベイロス》を自分の《轟くベイロス》と《弱者狩り》で格闘させて除去したけど、《魂癒し人》が立ってたからこのターンは攻撃しないでおく、なんてのも典型。
せっかくブロッカーをどけたんだから、そこで殴れよと。
あと《獣の代言者》は弱い疑惑がある。
《キヅタ小径の住人》は戦闘前に+1/+1乗せてくれたのに・・・・なんでエンド時なんだよ・・・・。
②は青白飛行で特に顕著に発生した場面。
セラ天引くと勝つのに引かないとさっぱり勝てなかったり。
《海岸ドレイク》と《グリフィンの歩哨》だけ固め引きすると《ルートワラ》すら受けられないのに、相手より早く勝ちきれるわけでもなく。
それに引き換え青黒は《訓練されたコンドル》+《巻物泥棒》で手札を引き増し《ミノタウロスの嫌悪者》で地上のベイロスを封殺し守りきった事も。
重くてもっさりしたバニラでも、欲しい時に出せるよう多少は入れておきたいものです。
③はレアゲーに突入されるので。
《精鋭秘儀術師》とかどうしろというのか?
《分散》でも投了レベル。
酔ってるうちになんとかしないとね。
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