DGM~GTC~RTRドラフト1-1で《ひるまぬ勇気》と《歪んだ体系》出たらどっち取るよ?
DGM~GTC~RTRドラフト1-1で《ひるまぬ勇気》と《歪んだ体系》出たらどっち取るよ?
無界氏のニコ生中に仮想でパック開けた時の出来事


レアは《吹き荒れる潜在能力》
アンコに《歪んだ体系》と《ひるまぬ勇気》 もう1枚は《ゴブリンの試験操縦士》かなんかの大した事ないカードだった気がする

コモンは並



俺は断然ここで《歪んだ体系》派だ




勇気ならイージーウィン出来るからどう考えても勇気じゃね?的な意見がもっさり沸いてくるのはわかってるが

それでも俺は《歪んだ体系》の一手こそにドラフト全体のイニシアチブがあると思っている。


以下理由と手法







まずなんと言っても大きいのは、下家に白緑を取らせる事でGTCでのディミーアを多く取れるという事。

ただでさえ白緑、あるいは白単色・緑単色カードは常に高く扱われる(特にMO界隈では顕著)中で、下家の色を把握して誘導しつつ安い色に序盤から流れ込めるのは大きすぎるほどの利点。
どうせ青黒系統はもともと安いし、《歪んだ体系》を流したからといって下家がすぐにとってこの1枚からディミーアに走るとは限らない。

こんな事書いておいてこんなの言うのも何だが、ひるまぬ勇気のカードパワーはDGM中でもトップクラスだと思う。

だが、だからこそ下家の色を把握できるという餌として信用する価値がある。


しかも、下家から流れてくるのはGTCのみで、セレズニアの肝であるRTRは自分から下に流す形をとるので、結局ディミーアには行かないことにした場合(歪んだ体系1枚から行くってのはちょっとだけ弱いしね)、ズバリセレズニアに行く場合でさえセレズニア向きのカードが枯れてて幻滅なんて事例もまず心配無い。



まあどちらにせよ勇気を流せば下家が白緑で固まるだろうからRTRでは白緑を片っ端からカットして妨害しておくのは常識の範囲だろう。

《ひるまぬ勇気》1枚にすがって白緑に手がかりなく決め打ちするのは完全な博打。
悪い手では無いと思うがオーラ1枚が突出したデッキよりも全体の完成度の高いデッキのほうが高い勝率が出るのは当然だろう。

《歪んだ体系》から青黒に決め打ちも博打に一見みえるがひるまぬ勇気という餌を捨てていること、ディミーアのGTCが2パック目であることがこの決め打ちに確実性と信頼性を持たせるという手法。




ただそうは言っても《ひるまぬ勇気》と実際に相対すれば厄介なカードなのは違いないので、ピックしたやつと当たった時の事も考えてデッキを組む必要はあるだろう。


《ひるまぬ勇気》をケアするためにピックしておきたい具体的なカードは


・《雇われ拷問者》or《門衛》

・《死体の道塞ぎ》or《迷路の嫌悪者》

・《道迷い》

くらい。



《ひるまぬ勇気》はP/Tが+2されるので、うっかりタップアウトして返しに貼られると《殺意の凝視》《歪んだ体系》《ディミーアの魔除け》《致命的な噴煙》で除去できなくなり致命傷になりかねない。

やはり貼ってきたところにレスポンスで殺すのが確実だろう。
拷問者・門衛はマナを立てたままエンドすることを推奨するカードなので上記のインスタント除去とは良相性。



それでも《野面背のサイ》とかに貼られると呪禁オーラで無双されかねないので接死により戦闘対処も出来るようにしてあるとなお良し。
《快楽殺人の暗殺者》があればベストだがアンコモンなので《死体の道塞ぎ》か、飛行持ちにオーラ貼られた場合もケアできる《迷路の嫌悪者》が無難だろう。



《道迷い》は個人的には5マナの単体除去という点が気に入らないのだが、それだけに非常に流れやすいカードで、ちょっと優先順位を上げれば簡単に拾える。
もちろんオーラにはたやすく対処できるし、呪禁+オーラに対しても《ひるまぬ勇気》を対象にとれるのでちゃんと対処可能。ちょっと重い上にすぐ戻ってきそうに見えるけど、《心理的打撃》を構えたり、《賢者街の住人》で墓地に送れるので一応問題なし。





これらのカードは《ひるまぬ勇気》を持つ仮想的以外のやつと戦うときでも青黒のアーキとして必要かつ役に立つパーツばかりだから誰と当たっても困らない。






あと、相手がタップアウトして重いクリーチャーを出した場合、自分としては《巨大化》とか《ミジウムの外皮》をケアしてインスタント除去でも自分のターンに使うことが多いんだけど、相手が白緑を出せている場合はオーラ貼るかどうか探るために攻撃宣言前まで待ったほうがよさそうですね。(攻撃されてからだと湧血でタフネス上がる事あるので注意)




ではこんなもんで。
そろそろM14の話題入って行きたいですな

コメント

listener
2013年7月9日23:47

>《勇気の道》か《歪んだ体形》
その日の気分?

無界さん
2013年7月10日0:56

長い説明ありがとうございました〜。

いやぁ〜良く考えていらっしゃる。

下に〜色をやらせる。

これはドラフトにおける大事な方法ですよね。

自分の考えとしては、まずはひるまぬ勇気を取って流れからセレズニアなのか、それとも緑か白がタッチみたいになるのかなどバリエーションをもってピックしています。

RTRでは白緑は上家から来るので、来るか来ないかはパック運や流れによって左右されるかもですが、なんだかんだで自分なりのデッキは組めてるかなぁ〜と思ってます。

最近は感覚的な感じでドラフトのピックをやっていますが、流れが少しずつ読めるようになってきた感じはありますね。

歪んだ体型をピック→ディミーアカラーが濃くなり、ピックに偏りが出やすいっていう考え方にもなりますね。
ひるまぬ勇気はタッチでも入れれるカードなので、どちらが完成したデッキに入れやすいかと言ったらひるまぬ勇気かなぁ〜と思っています。

ジオン軍
2013年7月10日1:02

>>listenerさん
ぶっちゃけほんとそれ

>>無界さん
白か緑をタッチして入れるという発想は無かった

でも俺は他家へのカットにピック枠をかなり使うので門とか《予言のプリズム》とか取れないんですよね

nophoto
ドラフトジャンキー
2013年7月10日9:36

言いたいことはわかるけど、カードーパワー重視の方が結果的にデッキが強くなる事が多いと思うよ(^O^)

ジオン軍
2013年7月10日21:50

>>ドラフトジャンキーさん
プロプレイヤー見てると作戦や方針ありきでピックしてる人ばっかりなんだよね
実績あるだろうだけに軽視できないけどカードパワー重視の作戦は基本中の基本だとは思う

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